治療について  

現代医学の考えに東洋医学的診断・治療法を加えて、
つらい症状を中心にその解決に全力を尽くします。


当院での治療に使うハリは日本製の
細くて材質の良いものを
使用しています。
感染などを絶対防止のため「個人キープ」
にして個別保管し、毎回完全滅菌処理をしています。

はりが傷んだ時はすぐに捨ててどんどん新しいものと交換します。


女性の方には極力衣服を脱がなくて良いように気を配っています。
治療のためには、ゆるめることのできる服装で来院して下さいね。
パジャマのような着替え持参も歓迎です。



また、
治療効果促進のために、次の場合があります。

1、治療は、ご本人が訴えている場所のほか、
  離れた場所を刺激する場合があります。
  東洋医学ではあたりまえのことなので変だと
  思わないで下さい。
  その場合、ほとんどは肘・膝より先のツボです。


鍼(はり)に低周波(0.51Hz程度のパルス)通電を
  する場合があります。苦手な方はおっしゃって下さい。
  他の方法を考えます。

光線器具(赤外線やマイクロ波)を当てる場合があり
  ます。


痕(あと)の残らないお灸(灸頭針・電気灸など)を
  使うこともあります。


押圧・軽擦・リンパマッサージ等を必要に応じて併用
  することもあります。

 
その他
  症状改善のために次の場合は、相談いたします。


  小さくても、痕(あと)の残るお灸を用いる場合。
  皮内針(ひないしん:小さな針をテープで留置)を
   使う場合。

  その他、特殊治療を行う場合。

  治療方法や内容で「ちょっとそれは困ります」
  というふうに、お気軽におっしゃってください。

   同じ病名・同じ症状でも、
   その人の体質・体力・感受性などによって治療が変わります。

  ご不審に思われた時にはいつでもお気軽にお尋ね下さい。



 
カーテン分けですが、いちおう完全個室タイプです。


ベッドは3台ありますが衛生上、治療はひとりずついたします。
時間予約の時間帯の時は待合室にもほとんど他の人が居り
ませんので会話を聞かれることもありません。


枕カバーはペーパータオルを使用して毎回使い捨て。
そして枕・マット等は
消毒用エタノールアルコールで毎回
清拭しております。


赤外線照射については汎用のアームスタンドを使っています。
安っぽく見えますが性能に違いが無ければ実用優先です。

静かなジャズやα波系のBGMを流しております。
治療中居眠りをされるくらいで良いと思います。

当日でも空いている時間があれば予約できます。
どうぞ電話でお問い合わせ下さい。


電話番号 06-6302-7678

予約料金・キャンセル料金は一切いただきません。

万一、約束の時間に来院できない場合は必ず連絡をお願いします。

初診の方や治療時間がいつも40分以上かかる方は、なるべく
午後の部
(予約)でお願いします。
(全身治療の場合は40〜50分かかります。)








「針灸」ではなく「鍼灸」と書くのは、古来から施術に用いる道具に

「鍼」の漢字を使っていたからです。

西洋医師が中心になるまでは、外科的な仕事も担当していたそうです。

おできを切開して膿を出すなどに使ったメスのような「鍼」もあれば、

ツボを押したり擦ったりするだけのヘラのような専用道具も鍼と呼びます。



来院される方は主に、
肩こり(首・肩・背中の痛み・五十肩・

事故の後遺症のむち打ちなど)や腰痛症(ギックリ腰・坐骨神経痛

など)
や、神経痛や関節痛(膝関節・股関節・肩関節・顎関節など)の痛みの訴え

がいちばん多いです。

しかしそれだけで無く、鍼灸はさまざまな病気・症状に効果を発揮できました。

めまい・耳鳴りなど生理痛・不妊症・更年期障害などの

婦人科疾患
、目のかすみや奥の痛み・手のしびれ・足のしびれ・
動悸・慢性疲労

・不眠症・自律神経失調症などの治療もしてきました。鬱(うつ)・神経症など心の

トラブルも研究しています

現代医学ではまず原因を究明(検査)して病名診断をする(それから治療が始まる)

のに対して、東洋医学では症状や体表などに現われる変化そのものを分析すること

で診断があり、即、治療法が導かれます。

原因は分からなくても「治療して、それで治れば良いではないか」という考え方です。

(もちろん問題もありますが・・・)

その治療法は同時に主症状以外の体の調子も良くなっていきます。

つまり体質も改善されていくのです。

しかし東西両医学共、万能ではありませんので、お互いの欠点を補い合うように

使われることが大切です。

そのため、鍼灸師も両医学を常に研修して「目の前の人にとって一番必要な処置」を

考えられるよう、生涯学習を続けております。

この道35年、大阪市淀川区十三で鍼灸専門に27年、職人気質で収益を無視して

ひとりひとりの違いを大切に治療ひとすじに専念しています。



ところで皆さん、日常の体の不調ってどうやって解決してますか?

病院に行くほどでもなかったり、行っても解決しなかったら・・・。

最近は乱立ぎみの整骨院やマッサージ、カイロプラクッティックや

整体、健康食品やサプリメントにドリンク剤。

早起き体操やヨガやエアロビクス等、スポーツに挑戦とか、癒し

サロンなど・・・いろいろありますけど。

ストレスの多い現代社会で高齢化も進み、長引く不景気の中で

体の不調には他人は誰もかまってくれません。

多くの方が自分の健康に気を配るようになり、たくさんの業者が

これに参入するようになりました。

それは皆様に選択肢が増えたことでもあるけど、それはそれで

選ぶのが難しいですよね。

腰や肩・膝などの痛みが慢性になって整骨院とかでマッサージ

を受けてもすぐ元に戻る・・・

病院で検査を受けても「特に異常なし」と言われ、

ストレスやら自律神経・・・と言われるだけで精神科を勧められたり、

めまいや耳鳴り
で病院に行っても検査されるばかりで結局、精神

安定剤くらいしか治療がなかったり・・・


・・・女性特有の不調もいろいろありますよね。鍼灸はこのような

ことにも力になれる治療があります。

うつ病(鬱病)のメカニズムも近年だんだん解明されてきました。

これにも積極的に挑戦しています。


鍼灸(東洋医学)は本来備わった調節力を生かし体質を改善して、

何千年もの経験を集大成した安全な刺激療法です。

「自然治癒力を高める」などと言うとインチキ商法でもよく耳にする

言葉ですが、鍼灸は正に真面目にこの本道なのです。


東洋医学の考え方は元々、心身一如(精神面と肉体面との関係も

重視していますので)、精神的ストレスのことも考慮して

お話しながら施術を進めます。

当院では「2度目からは流れ作業的な治療に・・・」はありません。


時には心の問題が複雑で、しかも深刻な場合があり、

それが体に大きく影響している場合があります。

たとえば、夫婦の問題、子供さんの登校拒否や発達障害の問題、

お体のコンプレックスや性の悩みなどなど・・・


本格的な心理カウンセリングが必要な時には、

大阪市北区で高い技術と比較的低料金のこちらをおすすめしています。

もちろん「ご希望により」で、強制はいたしません。




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